繊細さんの不動産営業は最初がとくにきつい【HSP】

自分は繊細さんだけど不動産営業ってできるのだろうか。

私は繊細さん(HSP)の気質を持つ中で、エンドユーザーさんへの住宅販売を10年以上続けてきました。

その中で、 辛いと悩む時期…やっぱり向いているかもと思う時期が繰り返しあり、両面を実感しています。

本記事では、私が営業を続けてきた中で実際に辛かったこと、向いていると思えた場面を紹介し、その経験をふまえどのように考えているかをご紹介します。

この記事の執筆者「tobi」

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  • HSP気質(繊細さん)で大人しい性格
  • 若手時代に四苦八苦しながらも不動産営業を10年以上継続。
  • 宅地建物取引士保有
目次

繊細さん(HSP)の特徴

まずは繊細さんの特徴と、私がとくにあてはまるものについて触れておきます。

繊細さんによく当てはまる4つの特徴としてDOESというものがあります。

D

Depth of processing(思考が深い)

O

Overstimulated(刺激に敏感)

E

Emotional reactivity and high Emppathy(感情的に反応しやすい・共感力が高い)

S

Sensitivity to subtleties(些細なことも察知できる)

これだけだと分かりづらいかもしれませんね。

あちこちで詳細なチェックリストが出ていますが、中でも私が強く当てはまると感じる項目がこちら

  • 物事をじっくり考える、行動までに時間がかかる
  • 人の機嫌を察しやすい
  • お世辞、嘲笑をすぐに見抜ける
  • 人が怒られていると自分も怒られているように感じる
  • 傷つきやすく、なかなか忘れられない
  • 人に見られていると力が発揮できない
  • 自分を責めやすい
  • 空想にふけりやすい
  • テレビで暴力的なシーンなどが見れない
  • 映画の人物に感情移入しやすい
  • 動揺するような状況を避けることを、普段の生活で優先している
  • 服の素材に敏感

自分は繊細さんかも?と思う方なら当てはまることがあるのではないでしょうか。

私が不動産営業にが辛い感じた時

電話をかけるまでに考え込み過ぎてしまう

1~2年目頃。

営業の電話ってなんとなくイメージが悪く、迷惑がられるではないかという先入観がありました。

電話をかける直前は、けむたそうなお客様の顔ばかりが浮かんで辛い。

1本の電話をかけるのに30分ちかく悩むこともあったり。

電話をかけた結果、留守番電話でホッとしたり。

どうやって結果を出すんだという状態です。

この頃は、電話をかけることが目的になってしまっていて、全く成果につながらなかったですね。

終始緊張したまま接客が終わってしまう

人と話すのに緊張する、相手の様子をうかがいがち。そんなタイプだったのでつまづくことは多かったです。

接客にでて、お客様にご挨拶した後

スムーズなアイスブレイクが出来ず、変な間が空いてしまったり。

お客様の緊張を解くどころか、自分が固まったままなので、お客様からはこの担当大丈夫か?と間違いなく思われていたでしょう。

初めから卒なくこなせる人と比べれば、スタートの出遅れ感は否めなかったです。

見られているのが気になって動けない

営業職は、上司からの状況確認が割と細かいことが多いです。

あのお客様と連絡は取れているか?他のお客様にはどれくらい電話をしたのか?など。

上司も、そのまた上に状況を報告しなければならないので普通のことなのですが、私は成績が伸びなやんでいたこともあり、他の人より強い監視状態をひかれていました。

一歩動けば、何か指摘されそうな…。気になってかなり動きづらかったですね。

ロールプレイングがまともにできず、上司に不安がられる

接客ロープレもしんどかったです。

人に見られていると、全く集中できなくなってしまいます。

物件の魅力の説明のはずが、素人が原稿を読むかのような棒読み。

そして一番よくないのが、恥ずかしいし辛いため途中で中断してしまうこと。

まともな形にならず、明らかに上司も頭を悩ませていたのを覚えています。

私が不動産営業に向いていると感じた時

1年半以上継続して契約ができた時

不動産営業は1件1件の重みが大きい分、環境にもよりますが月に1件も契約できないというケースもしばしばみられます。

その中で私は1年半以上、継続して契約をすることができました。

他の担当が知らないような特別な知識や技術はありません。一番の要因は、自分の中で考えうる必要なことを、決めた量、決めたタイミングでコツコツとやっていたことだと思います。

よく考えながら地道に積み上げることは、自分に合っているなと感じています。思い付きでやることは強い不安を感じるのですが、じっくり考えたことなら自信を持てるからです。

他の担当を見回した感じだと、その時の気分で動いたり、追い込まれてから動くような人も少なくないです。今振り返ってみると、しっかり考えて行動できることも技術のひとつかもしれません。

これは余談ですが、当時は継続契約での表彰もありました。

表彰された後、成績トップの営業マンにどんなことやってるの?と聞かれて、とても嬉しかったのを覚えています。そして、気になることはすぐ聞くところ、さすがトップ営業と思いました。

この点は自信につながっています。

顧客満足度の高さで表彰された

ご契約いただいたお客様からのアンケートで高い評価をいただき、顧客満足度で表彰されました。

点数が高かったり、よくコメントいただいたのが

  • 言葉遣いや対応が丁寧
  • 親身であった
  • 希望に的確に答えてくれた
  • 複数社相談したが一番信頼できた

です。

私的には契約目標達成より、大きな喜びを感じられました。

キャンセルが少ない

不動産は大きな買い物であるため、お客様も本当に買って良いものか最後の最後まで揺れ動きます。

自宅に戻って落ち着いて考えた結果、「やっぱり辞めたい‥」という話はよくあります。

私はガンガン押していくよりも、こういった場面を避けることの方に神経を使うタイプなので、お客様の持つ懸念点の確認はかなり念入りです。

1件キャンセルが出るか出ないかで成績に響きますし、上司にも詰められなくて済みます。

はじめは特にきつい

前述で向いていないと感じたこと、向いていると感じたことを書きましたが、これらは同時期に起こったことではありません。

成功体験を重ねる前に、次から次へと苦手な業務がふってきます。

ですので、私の場合は入社してから辛い期間が2年弱程度続きました。

ですが、お客様はどんなことがきっかけでご来場されるのか、どんなことを解決したいのか、どんな質問が多いのか、全体像や傾向が見えてくると接客面での苦手意識は段々と軽くなっていきます。

そしてその先。

営業に向いていると思えるような出来事は続ける中で経験値が溜まった結果、得られるものと実感しています。

まとめ

仕事をはじめたばかりの時は、誰でも苦労をすると思います。

その中でも、営業職は繊細さんにとっては苦手に感じる業務が多いため、向いていないと感じてしまうこともあるかと思います。

ですが、物事を深く考られる、共感できる、些細な点も気にして丁寧に対応できること、これらは営業において成果につながる大切な能力です。

私が得られた成果
  • 安定した契約が取れる
  • お客様の満足度は高い
  • 信頼されやすい

自分らしさが成果につながった時は、この上ない喜びを得られます。

悩みに悩んだからこそです。

その経験が積み重なっていけば、自分が向いていると思うに十分でしょう。

繊細さんの営業、応援しております。

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この記事を書いた人

HSPで悩みながら不動産営業で働く会社員。
同じ悩みを持つ方に向けて、これまでに悩んできたこと解決できたことなどを発信します。
「業界歴10年以上・宅建資格有]

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